1982-05-12 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
大臣のお考えになっている点はよくわかりましたが、しかし、産業組合精神と言われた時代から農協は共存共栄ということを旗印にして、地域社会の大事な構成員としての役割りを果たす、こういうことも大事な目的の一つであったはずであります。
大臣のお考えになっている点はよくわかりましたが、しかし、産業組合精神と言われた時代から農協は共存共栄ということを旗印にして、地域社会の大事な構成員としての役割りを果たす、こういうことも大事な目的の一つであったはずであります。
あれは産業組合精神というものがあって、そういう一つの精神に基づいて産業組合というものを経営していくということは必要だと思う。
○淡谷委員 農協精神については今初めてじゃなくて、産業組合時代から産業組合精神というのはずいぶん説かれたのですが、私はまさか一楽さんが農協を新興宗教まで持っていく気はないだろうと思いますので、もっと具体的に現実的な問題として、このメーカーじゃない購買事業、消費の組織を持たない販売事業というものは、他の一連の資本主義的な販売事業、購買事業に対して太刀打ちできないということは現実なんですね。
特に芳賀委員は御案内の通り、戦前の産業組合時代と変りまして、戦後の協同組合の事業を運覚する人々が、戦前の産業組合精神に徹した人々が非常に少くなっているということ、それから戦争中の教育といいますか指導といいますか、この協同組合速営のための勉強が十分なされていなかった、そういうような人がただいま協同組会の運営に当っているというようなことも、またあずかっていろいろの弊害が起きているような状況にございます。